【質問⑨】帰化申請するためには日本語はどのぐらいできないといけないですか?

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日本人に帰化をしたいですが、日本語に自身がありません。テストはどのような問題がでますか?
帰化をするためには日常会話がスムーズにでき、日本人の小学校低学年レベルの読み書きが出来なければなりません。帰化申請では、面接のときに日本語テストが行われます。

上記の質問について詳しく解説します。

帰化申請で求められる日本語のレベルについて

帰化申請では、日本で問題無く生活でき、日本社会に馴染めているか/馴染めるかという点からある程度の日本語レベルが求められます。これは、永住許可申請とは大きな違いになります。

帰化申請ではどのぐらいの日本語が必要?

日本語のレベルが帰化に相応しくないと判断されると、不許可になります。
最近はこの日本語レベルが足りなくて不許可になったという事例が増えていると、とある関東の法務局で聞きました。しっかり対策をしておかなければ、その他の要件を満たしていても不許可になる場合があるようです。

求められる日本語のレベルは、日本語を「会話」と「読み書き」で分けると、「会話」はある程度自分の経歴を自分の言葉で会話できるレベルが求められます。帰化申請では面接がありますが、この面接は例えば夫婦で申請をした場合でも、別々に受けることになります。審査をする担当者と日本語で会話を行いますが、まずは面接の場で会話レベルが確認されます。まわりの手助けなく1人で会話ができる必要があります。

次に「読み・書き」ですが、小学校1,2年生の国語で習うレベルの読解問題や、簡単な書き問題(作文)があります。例えば、カタカナをひらがなに変換したり、文章を読んで単語や文章で答えを記入するような問題が出ます。
また、テーマが与えられて簡単な書き問題(作文)もありますが、2,3行程度の回答のものですが、質問を的確に読み取って、簡単な漢字を使用しながら文章を書く問題が出ます。

目安としては日本語能力検定3級(N3)程度、とも言われていますが、JLPTのテストが選択式であるのに対し、帰化のテストは単語や文章を書きます。普段のパソコンや携帯電話の操作では、漢字は予測変換されますし、意識的に書く練習をしなければ難しいと言えます。

日本語のテストではどのような問題がでるか

日本語のテストはそもそも全員が行うわけではありません。日本での生活が長い方や、会話をしただけで日本語能力が高いことが分かる方などは行わないことも多いです。日本語テストでは、基本的な日本語が分かるかどうかの確認が行われます。

テストがある人/ない人

テストが無い人の特徴として、日本での生活が長い方(日本生まれ、日本で義務教育を受けているなど)や漢字圏出身で日本語能力検定1級を保持しスムーズに会話ができる方などが挙げられます。
一方でテストがある人の特徴として、日本に来てまだ短い場合(例えば、日本人の夫や妻)や、日本語でのコミュニケーションがそこまでスムーズではない方。非漢字圏出身の方の場合は、会話は上手でも「読み・書き」は苦手という方も多いため、日本語テストを行う場合は多くなっているようです。

どのような問題が出るのか

以下は参考例題です。法務局やその時々によって問題のレベルや内容は変わります。

●ひらがなをカタカナに変える問題
 ばすけっとぼーる   →   ( バスケットボール )
●文章を読んで、回答を書く問題(文章読解問題。レベルは小学校1年生程度)
●日本についての質問に回答をする問題
 7月に竹に願い事を書いた紙を飾る行事を何と言いますか? →(たなばた)
●質問を読んで作文をする問題
 好きな日本食は何ですか?理由も書いてください。
 → 私はあんこう鍋が好きです。あんこうの出汁で作ったぞうすいが美味しいからです。

帰化申請の日本語テストのレベルは上がっています

実は、日本語テストのレベルは上がっています。
問題は簡単な問題が多いですが、高い正答率を求められます。問題は15-20問程度あるとすると3問間違うと不許可になる可能性が高くなる、と法務局で言われたこともあります。このブログを書いている筆者は、帰化申請の日本語テストを見たことがありますが、「日常会話レベル」の日本語能力ではなかなか難しいとも感じました。理由は先ほども説明しましたが、会話がスムーズにできる人でも「読み・書き」はパソコンや携帯電話の予測変換に頼っていることが多く、いざ「書く」となった場合に書けないことが多いからです。

帰化申請では、日本語テストがある場合は申請後の面接時に行われます。帰化をする方は、十分に日本語の読み書きの練習を行ってください。

まとめ

以上、帰化申請で必要な日本語能力について説明いたしました。帰化申請では、「会話」「読み・書き」の両方のレベルが確認されますが、総じてだいたい小学3年生レベルの日本語が必要と言われています。最近では、日本語能力の問題で不許可になるケースも増えているので、対策をしっかりしたうえで臨まれてください。

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