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日本ではこれは犯罪なの!?帰化申請の「素行要件」を考える

日本の犯罪

帰化申請で満たしてなければならない要件に「素行要件」=「日本で真面目に過ごす」ということがあります。帰化申請を考えている方には、日本での生活が長い方が長い方も多いと思います。今さらにはなると思いますが、「素行要件」の「犯罪を犯していない」を今一度復習したいと思います。

そもそも、日本に入国するにも「上陸拒否事由」があります。

出入国管理及び難民認定法(以下、入管法)の第五条に外国人の日本への上陸が出来ない事由が挙げられています。ここの犯罪の部分だけ挙げさせていただきます。

第五条 次の各号のいずれかに該当する外国人は、本邦に上陸することができない。
 4 日本国又は日本国以外の国の法令にいはんして、1年以上の懲役もしくは禁錮又はこれらに相当する刑に処せられたことのある者。ただし、政治犯罪により刑に処せられたものは、この限りでない。
 5 麻薬、大麻、あへん、覚醒剤又は向精神薬の取締に関する日本国又は日本国以外の国の法令に違反して刑に処せられたことのある者
 6 麻薬及び向精神薬取締役に定める麻薬もしくは向精神薬、大麻取締法に定めるけし、あへん若しくはけしがら、覚醒剤取締法に定める覚醒剤もしくは覚醒剤原料またはあへん煙を吸食する器具を不法に所持する者
 7 売春又はその周旋、勧誘、その場所のその提供その他売春に直接に関係がある業務に従事したことのある者

出入国管理及び難民認定法 第五条

まだまだありますが、代表的なものを挙げました。犯罪を犯した人は基本的には日本にはいられません。加えて、日本に入国することもできません。
犯罪の中には1年我慢すれば再び日本に入国できるものもあります。
しかし、いくら入国できたからと言っても、すぐに帰化の要件を満たしているからと言って、法務局に相談に行っても「素行要件」を満たすと判断されるかは別の問題なので注意してください。

帰化申請をお考えの方は、そもそも日本に適正に在留していることが前提なので、ここは問題ないかと思います。

これは日本では犯罪です。

上記の入管法に定めてある内容のように「明らかに悪いこと」以外にも、海外では認められていても日本では犯罪になるものもあります。その中でも代表的なものを挙げます。

  • 定期券や保険証は「他の人に貸せません」
  • 拾ったものは交番に届ける
  • 万引き(実際に盗まなくても手伝うのもダメです)
  • 置いてある自転車であっても自転車に乗って持ち去ってはダメです。
  • 危険物(包丁、銃)は持ち歩かないでください。
    銃は家に所持するのには許可が必要です。
  • 覚醒剤等の違法薬物は所持使用もダメです。持ち込むことも犯罪です。
  • 携帯電話、通帳、キャッシュカード、クレジットカードを他人に譲る、売る
  • 携帯電話、銀行口座を他人のために契約する
  • 他人のクレジットカードを借りて買い物をする
  • 他人のキャッシュカードを使ってお金を下ろす
  • 他人の名前の宅配便を受け取る、受け取った宅配文を依頼人に渡したり指定された場所に転送する
  • 入っているものがわからない封筒や荷物を他人から受け取り、依頼人に渡す

※上記は日本では全て犯罪です!

「東京都都民安全推進本部」が発表している『外国人在留マニュアル』を参考にしました。

帰化申請の場合は、これらや入管法の遵守は当たり前に行う必要があることに加えて、注意しなければならないのが「脱税」です。特に経営者の方は租税法の遵守も求められますので注意してください。

まとめ

以上、日本での犯罪についてまとめました。
母国では犯罪でないようなことも、日本では犯罪にあたることがあります。偽の情報に惑わされて「うっかり犯罪をしてしまう」というようなことがないようにしましょう。

帰化の要件-徹底解説

ABOUT US

東京都行政書士会所属 行政書士(登録番号:20080167) クライアントの視点を第一に、明るい笑顔と前向きな心を大切に日々業務に取り組んでおります。 <経歴> 2011年 立教大学経営学部卒業 2011〜19年 都内の菓子メーカーにて営業職として勤務 2019年 都内の行政書士事務所にて勤務 2020年 行政書士登録 2020年8月 ネクステップ行政書士事務所 開業