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帰化の素行要件の“交通違反”や“前科”ってどこまで許されるの?

帰化の素行要件でやっぱり気になるのが「道路交通違反」ではないでしょうか。車を運転していれば誰しも違反や事故は起こしてしまう可能性があります。帰化申請では軽微なものが数回であれば問題ないと言われています。では、実際にどの程度まで許されるのか見ていきましょう。

交通違反をしてしまっている場合

「運転記録証明書」で過去の違反歴を確認してみましょう。

エリック

先生、どうしよう…。一時不停止で警察に捕まってしまいました…。帰化申請に影響出ますか?それに、あと少しでゴールド免許だったのに、悔しい!!

おおくぼ
(行政書士)

ええ、それは残念です。帰化申請に影響が出るかどうかは、微妙ですね。ゴールド免許には100%影響が出ますよ。

運転免許の履歴を見られるのは5年です。自動車安全運転センターが発行する運転記録証明書を取得すれば過去の違反歴が分かります。不安な方は、取得された上で法務局や専門家にアドバイスを受けるとよいでしょう。
自動車安全運転センターについてはこちらから

違反件数の目安

5年のうちに軽微な違反(一時不停止や右折禁止違反)であれば5〜6回以内であれば問題ないと言われています。酒気帯び運転については、1回でもかなり厳しくなります。また、免許取り消しの場合も、申請を受理してもらえない可能性が高くなります。この場合は、期間をあけて申請するように言われます。

参考までに、警視庁の交通違反の点数一覧を挙げます。

ただでさえ免停(過去3年の累積が6点以上14点以下)ぎりぎりの人の場合は、無事に帰化できるまでは運転を控えたほうがよいでしょう。

おおくぼ
(行政書士)

あくまで目安です。他の素行要件と合わせて審査されることになるので、一概に交通違反だけでは判断できません。

犯罪をしてしまっている場合

前科がないことが前提になります。

軽犯罪(暴行や窃盗)の場合で、当人同士で示談した場合や、不起訴処分(起訴猶予)の場合は記録に残っていないので問題ありません。
起訴されて、罰金刑以上になってしまった場合は、それから3〜5年経過しないと帰化申請することはできません。期間をあけて申請することになります。

警察のお世話になっていなければ、問題ないでしょう。

まとめ

以上、交通違反や犯罪についての基準についてご説明いたしました。上記は、あくまでも目安です。実際には、他の素行要件も合わせて総合的に判断されることになります。交通違反の他にも納税が不安定な場合には、上記の範囲内でも申請を受け付けてもらえない場合もあります。また、罰金を払っているからと言って、「一生、帰化できない」わけでもありません。必ず法務局に事前に相談に行って確認しましょう。

ABOUT US

東京都行政書士会所属 行政書士(登録番号:20080167) クライアントの視点を第一に、明るい笑顔と前向きな心を大切に日々業務に取り組んでおります。 <経歴> 2011年 立教大学経営学部卒業 2011〜19年 都内の菓子メーカーにて営業職として勤務 2019年 都内の行政書士事務所にて勤務 2020年 行政書士登録 2020年8月 ネクステップ行政書士事務所 開業