帰化申請でよくある質問 ~手順・面接編~

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帰化申請の相談においてよく聞かれる質問をまとめました。

帰化申請よくある質問 ~手順・面接編~

帰化申請の準備~申請~面接についての質問をまとめました。

1.帰化申請の許可率ってどのくらい?

帰化の許可率は概ね90%を超えています。帰化の難易度は高いと言われる一方で、許可率は高くなっています。これはあらかじめ法務局の相談員の方が、概ね許可になると予想される方のみが申請を受理される空になります。

2.帰化申請ってどこでするの?

帰化申請は、お住まいの住所を管轄するの法務局もしくは支局で国籍相談を行っているところになります。出入国在留管理局庁ではないため注意してください。

3.帰化するためにはまずはどうしたらよいですか?

帰化するためには、まずはご自身が帰化することができるかの要件を満たしているかどうかを確認する必要があります。それから、帰化許可申請ではその人ごとの在留状況に合わせて書類を集めなければならず、どのような書類が必要なのかを知る必要があります。
これらのことは、法務局の相談員の方に教えてもらえます。そのため、まずは法務局に帰化申請についての相談のための予約を取りましょう。

4.帰化の審査期間が長いと聞いたけど、本当?

帰化の審査期間は人にもよりますが、1年~1年半かかります。申請直前に家族に帰化申請をした人がいる場合など、人によっては1年未満で結果が出る場合もあるようです。

5.面接の連絡はいつ来るの?

申請後にしばらく(3~4か月程度)したら法務局から連絡があります。申請日~結果が出るまでの間が審査期間になります。気の抜かずに普段通りの生活を心掛けましょう。

6.面接では何を聞かれますか?

面接では日本に来たきっかけや現在の仕事の状況、また帰化したい理由などが聞かれます。動機書に書かれた内容の確認も含め、人によっては30分程度の方もいれば1時間以上じっくり行う方もいます。

主に以下のことを聞かれます。

  • 日本に来たきっかけや帰化したい理由
  • 家族構成について(家族の出身地や、ご結婚されている方は、結婚までの経緯など。)
  • 仕事や家計について
  • 素行について(納税関係、運転の違反や事故、犯罪の有無など)

7.審査期間中に実態調査があると聞いたけど本当?

ある場合があります。職場だったり家庭だったり、調査が入る先は人によって異なります。
実態調査があった際に、申請書の内容と異なる部分があると虚偽申請とみなされ不許可となる場合があります。
そのたため、申請後に変更が出た場合は面倒くさがらずに法務局へ申告をするようにしましょう。

8.帰化が許可されたら、いつから日本人ですか?

許可の場合は「官報」に掲載されます。「官報」に掲載されたらその時から日本人です。
不許可の場合は、法務局より連絡が来ます。

9.帰化後の名前はどのように決めたらよいですか?

帰化後の名前は自由に決められます
ただし、【氏(名字)+名】となるようにします。

第六十条 戸籍法第五十条第二項の常用平易な文字は、次に掲げるものとする。
 一 常用漢字表(平成二十二年内閣告示第二号)に掲げる漢字(括弧書きが添えられているものについては、括弧の外のものに限る。)
 二 別表第二に掲げる漢字
 三 片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)

戸籍法施行規則 第60条

法務省では子の名に使える漢字を定めています。
こちらも参考にしてみてください。http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html

カタカナはOKですので、今のご自身のお名前をカタカナにされたのでも問題ありません。ただし、アルファベットは使用できません。
また、中国や台湾などの漢字文化の方はわざわざお名前を変更する必要はありませんが、「常用漢字表」に該当しなければ変更する必要があります。(常用漢字表についてはこちらを参照ください)

10.不許可になったらどうすればよい?

不許可になってしまった場合でも、指摘された問題の部分を改善することで再申請をすることができます。
不許可の理由としては、申請の内容と実際に乖離がある場合や、日本語能力が足りていない場合、審査期間中に要件を満たさなくなってしまった場合などが考えられます。
理由を特定し、問題点を改善して申請するようにしましょう。

まとめ

以上、帰化申請でよく聞かれる質問についてまとめました。
帰化申請は人生の中でも大きな決断の一つになると思います。
不安や疑問は必ず解消しましょう。ネクステップ行政書士事務所では無料相談を行っております。お気軽にご連絡下さい。

「帰化申請でよくある質問~要件編~」はこちら↓

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